アールブリュット展

今回は「アールブリュット」について
お話をしたいと思います

「アールブリュットなんて聞いたことないよ」
という方もいらっしゃるかもしれません

実は今
アールブリュットの展覧会の開催に向けて動いています

今回はそのお話をしたいと思います

そもそも「アールブリュット」って?

皆さん、アールブリュットという言葉を
聞いたことがありますでしょうか?

「アール」はアート、芸術

「ブリュット」は、生のもの
手を加えていない、そのままのもの
というような意味があります

つまり、専門的な芸術教育を受けずに
自分の持っている感性や
ありのままのものを表現するアート
というような意味なんですね

今「アールブリュット」というと
障害のある方が描いた作品
いわゆる障害者アートという
イメージを持っている方も
多いんじゃないかなと思います

アールブリュットという
言葉そのものを調べていくと
「生の芸術」というような意味なんですよね

岡崎南ロータリークラブで「アールブリュット展」を開催します

岡崎南ロータリークラブでは
地区補助金事業として
「アールブリュット展」を開催します

岡崎市内に住んでいる
または岡崎市内の福祉事業所に通っている方の
アート作品を集めて
その中から賞を選定します

そして、東岡崎駅の南側
歩いて1分くらいのところにある
とっても素敵なギャラリー葵丘(ききゅう)を
作品でいっぱいにしていこうという企画です

作品を描いた障害のあるお子さんや成人の方

そして、その方たちを
ずっと支えている事業所の皆さんや
ご家族にも来ていただいく
そういう展覧会をやろうということで

岡崎南ロータリークラブの皆さんと
ずっと企画をしてきました

開催は10月24日(土)・25日(日)です

岡崎南ロータリークラブの今年度が始まったのは
7月からなんですけれども
いろいろな手続きや準備の関係で
年度が始まる前から実は少し動いたり
自分なりに調べたりしていました

自分がやるなら、まずはちゃんと知りたい

私は今年度
岡崎南ロータリークラブの社会奉仕委員会で
委員長をさせていただいています

アールブリュットという概念があるということは
私もなんとなく
うっすらとは知っていたんです

でも、これを自分が委員長として
中心になってやっていくにあたって
アールブリュッドについて
もう少し勉強しなくちゃいけないなと思い…

そこで、いろいろな方にご紹介をいただきながら
実際の現場を見たり
お話を聞いたりして
勉強をさせていただきました

例えば、愛知県長久手市には
愛知県立芸術大学があるのですが

愛知芸術大学の先生が
障害のある子どもさんの絵が
素晴らしいということに着目されて
この子たちが思う存分絵を描ける場所を作りたい!
そんな思いで、なんと31年にわたって
続けている教室があるということを聞きました

これはぜひ見てみたいということで

今年の1月長久手市まで行き
実際の教室の様子を見てきました

31年続いているので
もう60歳近い利用者さんもいらっしゃいます

子どもさんもいるんですが
私が伺った時には大人の方も多かったかなと思います

目の前で描かれる作品に、心を揺さぶられました

実際に、皆さんが絵を描いているところも
見せていただきました

知的障害もおありの方なので
言葉でお話をすることはなかなか難しいんだけれども
アートの中で自分を表現していくんですよね

それを実際に間近で見せていただいた時に
私はすごく感動したんです

すごく簡単な言葉で言っちゃうと
心というか
こちらの魂を揺さぶる力があるんですよね

何の忖度もなく
自分の中で湧き起こる感性を
そのまま画用紙にぶつけていくというか

例えば、ある方は魚の写真集が好きで
その魚を画用紙に描いていました

私たちだったら、なんとなくバランスを考えて

「画用紙の中にこれぐらいの配置で」

というふうに計算して描いたりすると思うんです

でも、私が見た利用者の方は
見たままを
自分が表現したいところをフォーカスして
(例えば鱗にフォーカスする)
描き出していくので
最後にはバランスが崩れていくということもある
そこで筆が止まると

そこを県立芸術大学の先生が

「ここはちょっと
こういうふうにしたらいいんじゃないの」

と、本当に簡単なアドバイスをする

そうやって一つの作品を創り上げていく場面を
見せていただきました

その色使いも素晴らしいですし
とっても元気になれるんですよね

アールブリュットを知るために、いろいろな場所へ

アールブリュットの世界には
有名な作家さんもいらっしゃいます

Shinくんという
有名な方がいらっしゃるんですけれども
その方の展覧会が4月に開催された時には

名古屋の松坂屋まで
それを見に行ったりもしました

デパートの入り口の催事場だったのですが
建物に入った途端エネルギーが伝わってくる!

そして、実際に私たちが
アールブリュット展を開催するとなると
作品を集めないといけないんですよね

作品を集めるために
福祉事業所の皆さんが集まる部会を
ご紹介いただいて
5月に出品のお願いもしてきました

↑岡崎市福祉事業所連絡協議会へ出展のお願い

↑岡崎南ロータリークラブの皆さんで事前勉強会and施設見学会

↑友愛の家での卓話(岡崎市福祉事業団外山様による)
(2枚目は岡崎南ロータリークラブ公式Instagramより引用)

「ロータリークラブはこういう取り組みをするので
ぜひ皆さん作品を出してください」

「協力してください」

そうやっていろいろなところへ足を運んで
さまざまな方にお願いをしてきて
本当にありがたいことに
205点!作品が集まったんですね

8月で締め切りをしたんですけれども
本当にたくさんの作品をご応募いただきました

205点の作品から、さまざまな賞も

そして、その中から賞の選定も終えました

市長賞、議長賞、教育委員会賞もあります

これは私自身が
議員であるという立場もありますので
市長、議長、そして教育長に直接お願いをして
それぞれ作品を選んでいただきました

↑岡崎市長へ表敬訪問
市長賞を直接選定していただきました

個人賞が全部で9つ
そして団体賞が2つあります

10月24日・25日のアールブリュット展では
表彰式のセレモニーも予定しています

市長ご自身が選んだ市長賞を
セレモニーで直接受賞者にお渡しをします

そして今回応募していただいた205点の作品を
何らかの形ですべて展示したいと企画しています

ギャラリー葵丘を
素敵なアートで一杯にしたいと思います

展示するだけじゃなく、企業とのコラボも

そして今回、もう一つ力を入れているのが
「企業とのコラボ」です

岡崎南ロータリークラブには
企業家の皆さんがいらっしゃいます

例えば、名刺やクリアファイル、封筒など
日々会社で使っているものに
障害のある方が描いた作品を
プリントしていただく

そして、その収益の一部が
その方が通う福祉事業所やご本人に渡る
そういう仕組みです

今回のアールブリュット展では
こうした企業とのコラボも
構築させていただきました

なので、ただ作品を展示して
皆さんに見ていただくだけの
展覧会ではないんですね

企業と福祉(障害のある方)を
マッチングできるような場を提供する

それも今回のアールブリュット展で
やりたいことの一つです

作品を通して新しいつながりができたり
それがお仕事や収益につながっていったりしたら
本当に素敵ですよね

本当にたくさんの方に支えていただいています

私は社会奉仕委員会の委員長として
呼びかけをする立場ではありますけれども
本当に細かな作業をしてくださっているのは
会長さんや幹事さん
理事さん、そのほかの委員の皆さんです

いろいろな方が実際に動いてくださって
何とかここまで形になってきました

準備を進めながら

「これは本当に素晴らしい
意味のあるイベントになるんじゃないかな」

という予感がしています

何より、作品を見るだけで
元気になれるんですよね

私自身、展覧会に向けて実際に
作品が生まれる現場を見せていただいたり

作品展を観に行ったりして
作品の力、アールブリュットの力を感じました

「アールブリュット展」へぜひお越しください

10月24日(土)・25日(日)に
岡崎市のギャラリー葵丘で
アールブリュット展を開催します

この展覧会では表彰式のセレモニーを行ったり
今回集まった205点の作品を
すべて何らかの形で
展示したりすることを企画しています

入場は無料です

「アールブリュットって何だろう?」

という方にこそ
ぜひ来ていただきたいなと思います

実際に作品を見て
アールブリュットを体験していただくと
本当に感動するんじゃないかなと思います

私自身がそうだったように
作品を見るだけで
元気をもらえると思うんですよね

そして、これを読んでくださっている皆さんの中で

「自分の会社の封筒に
アールブリュットを取り入れてみたい」

「名刺やクリアファイルに作品を使ってみたい」

そんなことにご興味がおありになる
企業の方がいらっしゃいましたら
ぜひご連絡ください

必要な方へお繋ぎさせていただきます

作品を展示するだけではなく
そこから人と人
企業と福祉がつながっていく

そんなアールブリュット展になったらいいなと
思っています

ぜひ10月24日(土)・25日(日)は
実際に作品を見に来ていただけたら嬉しいです