前田れいこ
PROFILE
株式会社わがんせ 代表取締役
岡崎市議会議員
居宅介護支援事業所2事業所を運営
あすなろケアプラン(愛知県岡崎市)
つむぐ支援センター(愛知県名古屋市)
ケアマネジャーを紡ぐ会副会長
経歴
1972年名古屋市生まれ
金城学院大学文学部社会学科卒業
25歳で結婚、32歳の時ダブルケア、2歳と4歳の子育てと母の介護を同時に経験する
その後介護の仕事に興味を持ち、ヘルパー、特別養護老人ホーム職員、デイサービス職員を経て、ケアマネジャーの資格を取得し、居宅介護支援事業所に勤務をする
2016年 あすなろケアプランを開業
2017年 ケアマネジャーを紡ぐ会の趣旨に賛同し運営に参加
2018年 講師活動を開始する、全国各地でケアマネジャーに向けてのセミナーを開催
2020年 オンラインセミナーをいち早く導入、ベトナム人介護実習生向けオンラインセミナー、ケアマネジャー向けオンラインセミナー、介護職員向けオンラインセミナーを開催
2020年10月 岡崎市議会議員に立候補し当選 ケアマネ議員として活動中
2021年7月 ケアマネ事業所運営ノウハウを活かし、名古屋市に2事業所目“つむぐ支援センター”を開設
執筆
- 『達人ケアマネ』日総研 2020年8月~2021年7月 連載
- 『月刊ケアマネジメント』2021年12月号「介護は政治で変えられる!」掲載
- 『役所における高齢者福祉とは?』(仮題) 結城康博・網中肇編著に共同執筆
- 『介護職よ、地方議員をめざせ』 2021年10月 株式会社ともあ
- ケアマネ・介護職向け提案誌「TeLiDe(テリデ)』 2022年5月創刊 編集委員
- 『明日、急に介護の世界は変わらない 2025年までに、介護を変える力もない でも諦めたら厳しい状況は変わらない だから、2040年までには、介護を変える』2022年5月
マスメディア
- CBCラジオ 『長谷川蓮華 終活応援団』出演
- シルバー産業新聞掲載
- Facebookライブ配信 『つむぐチャンネル』毎週金曜12時15分~
- 東京新聞、中日新聞、広島新聞、琉球新聞、信濃新聞等掲載『介護職よ、地方議員をめざせ』関連記事
講師活動
- 日本腎不全看護学会
- 長野圏域介護保険事業者連絡協議会
- ケアマネジャーを紡ぐ会、長野香の葉在宅クリニック、株式会社シニアライフクリエイト、株式会社マザーズ、ことぶき福祉会、ケアプランセンターやさしいところ、ケアプランセンター助太刀、株式会社セルフグロウ
活動
- 仕事と介護を考えるフォーラムin愛知実行委員長
- 産業ケアマネ”仕事と介護の両立支援コンサルタント”名古屋モデル主催
ご挨拶
- Greeting-
私(代表、前田麗子)は30歳を過ぎた頃に突然倒れた母の介護をしました。
当時幼い子供の子育ての真っ最中、そこに母の介護が始まり、今で言う『ダブル介護』を経験しました。結果的に母の介護は4ヶ月で終わるのですが、当時ケアマネジャーとしての知識もなく、いつ終わるか分からない母の介護は、まるで真っ暗なトンネルの中に取り残されたような気持ちでした。母が亡くなった後、悲しみと同時に「これで介護から解放される。」と咄嗟に思うほど、介護は綺麗ごとでは済まされないと言うことを、介護家族の立場の気持ちも経験しました。
母がまだ元気な頃、何気なく「麗子はケアマネジャーの仕事が合ってるんじゃない?」と言いました。結果的にその会話が母と交わした最後の言葉となり、母の遺言となりました。
31歳から介護の仕事を始め、40歳の時に母との最後の約束であるケアマネジャーになった時、「私は、あの頃介護で苦しんでいた“当時の私のような人“をケアマネジャーとして救いたい。」と心に誓いました。
42歳であすなろケアプランを立ち上げた時、私自身の経験から「主婦で子育て中の人でも働きやすい職場を作りたい。」と考えました。ケアマネジャーが自分自身が満たされて、家庭やプライベートも充実させて働けるための職場環境作りを心がけてきました。
介護が必要な人を支援する立場であるケアマネジャー自身が幸せでなければ、人生の最終章を迎える方に、幸せな介護のプランニングをすることができないと考えるからです。
これまでケアマネジャーとしてたくさんの在宅介護を見てきて、「幸せな介護」があると言うことを知っています。
それは適切なケアプランにより、人生最後の相談援助者であるケアマネジャーとして、介護を受ける本人も、介護をするご家族も心が満たされるケアプラン作成をすることです。全ての人が幸せな介護を享受できることを目指して、母との約束をこれからも全うできるように励んでいこうと思います。どうぞよろしくお願いします。