地元中学校の卒業式にて

先日、私の地元
岡崎市立矢作中学校の卒業式に
来賓としてお呼びいただきました

とても良い卒業式だったので
卒業式に列席して感じたことを
皆さんと共有したいと思います

私は岡崎市の矢作という地域に住んでいます

矢作川という一級河川が市の西側を流れていて
その川の西側一帯が矢作地区と呼ばれている場所です

その矢作地区には二つの中学があり
矢作中学校と矢作北中学校
(元々は矢作中学が分かれて矢作北が作られました)

私は名古屋出身なので
自分自身は通っていないのですが
子どもたちはこの矢作中学校に通っていました

そして今は市議会議員という立場で
卒業式や入学式の際に来賓としてお招きいただき
出席させていただいています

校長先生の祝辞から感じたこと

第78回卒業式
この中で、とても印象に残ったのが
校長先生のお話でした

矢作中学校の校長は浅井校長先生で
昨年4月に着任されたばかりの方です

もともとバレーボール部の顧問をされていた先生で
あの石川祐希選手をご存じの方も多いと思いますが
彼は矢作中学校出身のバレーボール選手で
その石川祐希選手を育てた先生でもあります

校長室には石川祐希選手のグッズも
たくさん飾られています

そんな校長先生ですが
実はこの3学期にご病気をされて
1か月半ほど学校をお休みされていました

その間なかなか生徒たちと
関わることができなかったそうですが
今日の卒業式にはなんとか出席され
生徒たちを送り出すことができたという状況でした

卒業生に向けた祝辞の中で、校長先生は
病気で休んでいた時間の中で
三つのことを感じたと話されました

一つ目は健康の大切さ
体が動くこと
当たり前の日常が送れることのありがたさ

二つ目は希望を持って頑張ることの大切さ
もう一度学校に戻り
生徒たちの前に立つことを目標に頑張ったということ

そして三つ目は家族や仲間への感謝でした

さらに先生の挨拶は続きます

今は変化が速く
不確かな時代と言われているけれど
不安をあおるつもりはない、と前置きした上で

これから君たち卒業生たちは
さまざまな出来事に出会うだろう
良いこともあれば困難もあるだろう
そんなときには
矢作中学校で培った「感性」を大切にして
未来に向かってほしいと語られました

「感性」という言葉が響いた

その言葉を聞いたとき
私は「ここでも出たか」と思いました

今、私の中でとても響いている言葉が
この「感性」なんです

前回セミコングランプリの話でも触れましたが
AIの時代
そしてネットでいくらでも情報を
取りにいける時代だからこそ
自分の心で感じる力があること
自分の言葉で語れるの力があることが
これからの時代、大事になってくる

それはすべて
「感性」から生まれるものだと思うんです

そして感性というのは
昨日今日でできるものではありません

生きていく中で見たこと
経験したこと
それを自分の中で咀嚼して
自分の言葉で語ったり表現したり
行動したりすることでしか
その人の感性は育たないのではないかなと

最近私はよく人に言うんです
「これからは自分の感性を大事にして生きていこうと思う」と

立場もあるし仕事もあるし、世の中の目もある
こうあるべきだという姿を求められることもある

もちろんそれに応える自分もいるけれど
それだけではなく
自分の感性が響くこと
感性を共有できる人たちと一緒に過ごすことを大事にしたい

今日も卒業式で「感性」という言葉を聞いて
やっぱりこれからの時代のキーワードは
ここなんじゃないかなと改めて感じました

卒業生の答辞に見た未来

そしてもう一つ感動したのが卒業生代表の答辞でした

自分の言葉で、自分の間合いで語るその一言一言に
多くの卒業生も来賓も涙していました

中学校生活の三年間を
ファーストステップ、セカンドステップ、サードステップと
表現しながら
そこで感じたこと
仲間との出来事
かけた言葉、もらった言葉を答辞の中に盛り込んで
自分の感性で感謝を伝えるその姿に

中学三年生でここまで自分の言葉で語れるのかと
本当に感動しました

未来ある子どもたちって
やっぱり素晴らしいなと思います

少子化と言われる時代ですが
もしチャンスがあるなら
子どもを持つということは
本当に素晴らしいことだと思います

私たちは年齢を重ねるごとに
人生の終わりに向かって歩いているわけですが
子どもたちは未来に向かって歩いている

その子たちが学び、未来を語り
希望を語る姿を見ることで
どれだけ大人が勇気づけられるか
未来を託すということに希望を持てるか

今日はそんなことを改めて感じさせてもらった
素晴らしい卒業式でした

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます

矢作中学校で育まれた感性と仲間との時間を胸に
それぞれの未来へ大きく羽ばたいてください

皆さんのこれからの人生が
希望に満ちたものになることを心から願っています