アクアポニックスを視察
今回は、神奈川県藤沢市へ
視察に行ったお話をしたいと思います
行政視察では
自治体の取り組みを見に行く場合もあれば
民間の取り組みを見に行く時もあるんです
今回は、民間の取り組みとして
「アクアポニックス」という仕組みを
視察してきました

アクアポニックスとは
またの名を「おさかな畑」
本当にこの「おさかな畑」という名前の通り
ビニールハウスの中で
葉物野菜を水耕栽培しながら
同じハウスの中で魚の養殖も行う
水耕栽培と魚の洋食の水を
循環させて使う仕組みなんです
魚が餌を食べて排出したフンを
微生物などで分解して野菜の栄養に変える
そしてその水で野菜を育て
また魚の水槽へ戻す
完全に循環する形で成り立っている仕組みです
農薬も化学肥料も使わず
水やりの手間も少ない
環境にも優しく、生産性も高いシステムでした


想像を超えた栽培の光景
実際に見て驚いたのが、その栽培方法です
水耕栽培というと
平面的に並んでいるイメージがあると思うんですが
こちらは全く違いました
筒状のタワーが天井から吊るされていて
そのタワーに苗が刺さっている
高さは180センチほど
直径30センチくらいのタワーが
ずらっと並んでいるんです
中は空洞で
上から水が流れ続けている構造になっていて
成長してくると
緑のタワーがいくつもぶら下がるような光景になります
これによって、生産性は従来の約7倍にもなり
縦に伸ばすことで
限られた土地でも効率よく栽培ができる
さらに腰をかがめる必要もなく
作業性も高いという
まさに想像を超える光景でした

広がる可能性と事業展開
さらにこのアクアポニックスは
単なる農業にとどまらず
さまざまな展開が可能なんです
観光、飲食、体験農園、そして障害者雇用
就労支援としての活用も期待できます
さらにデータを活用した生産性向上のコンサルや
設備の提供なども行われています
全国での導入実績は約57件
北海道から九州まで
さまざまな地域で展開されているとのことでした
小規模な実験的な取り組みから
2,800平米の大規模施設まで幅広く
チョウザメやテラピアの養殖によって収益化も可能
条件が整えば十分に事業として成り立つ
まさにいろんな可能性があるなと感じました

視察から得られる気づき
今回の視察には、我々のような議員だけでなく
新規事業を検討している企業の方や
万博でこの仕組みを見て興味を持った方など
さまざまな立場の方が参加されていました
約1時間半の見学でしたが
とても学びの多い時間でした
こうした循環型農業や有機農業は
国の施策としても後押しされていて
補助金の活用も可能とのこと
遊休地の活用、企業の新規事業
自治体の取り組み、福祉分野への展開など
本当に可能性が広がっている分野だと感じました
学びをどう活かすか
私自身は福祉の分野出身なので
どうしても視点が福祉に寄りがちですが
こうして別の分野を見ることで
新しい気づきや視野の広がりがあります
一緒に行く議員の方の視点で選ばれた視察先だからこそ
自分では思いつかなかった学びに出会える
こうして得た知見を、どう岡崎の政策に活かしていくか
それを考えていくことが大切だと改めて感じました
視察はただ見るだけではなく
未来の可能性を考える時間でもあります
今回の学びをしっかりと持ち帰り
これからの取り組みに活かしていきたいと思います



