セミコングランプリ in 名古屋

2月28日、名古屋の中日ホールで
セミコングランプリが開催されました

昔の中日劇場が改装されたホールでの開催
しかも名古屋での全国大会は
15年ぶりという特別な大会です

セミコンは「セミナーコンテスト」の略で
10分間のセミナーで競い合う大会です

地方大会を勝ち上がった7名が全国大会に立ち
グランプリが決まる
コロナ禍でも止まることなく続いてきた
歴史ある大会なのです

私は今回サポーターとして参加し
コメンテーターの先生方の対応をさせていただきました

名古屋は私が出場した場所でもあり
仲間も多く
応援しながら関われたことが本当にうれしかったです

私は2018年大会で
ファイナリストとして全国大会に立ちました

セミコンに出ていなかったら
今の私は間違いなくいません
それほど私を鍛え、育ててくれた場所です

なんといっても、今回の7人は本当に素晴らしかった

初心者という条件が撤廃され
レベルは明らかに上がっていて
もし今の大会に挑戦していたら
私は間違いなくファイナリストには残れなかっただろう
そう思えるほどに完成度が高かったです

優勝は中村珍晴さんという車椅子の男性でした

5年前にアメフトの試合で脊髄を損傷し
首から下が動かなくなったという
壮絶な経験から得た学びを
10分セミナーとして発表されました

重めの内容でありながら
セミナー中、笑いも交えながら
10分間で人の心を動かし行動変容を促す
素晴らしいセミナーをされました

私は涙しながら聴いていました

AI時代に選ばれる講師像

今回私が感じた大きな気づきが2つあります
一つ目は”AIの時代に選ばれる講師とは何か”です

2018年私が出場した当時と今大会が
決定的に違うのは
AIが当たり前にある時代になったということ

今はYouTubeを開けば答えは山ほどあるし
情報だけならいくらでも手に入る

それでもあえて
生身の人間がリアルで登壇する意味とは何か
これに意味がなければ選ばれる講師にはなれない

それは講師自身の経験を自分の言葉で語れること
悔しさや情けなさ、涙や葛藤
体感や感情をしっかりと伝えられること

これはAIにはできないことです

私も効率化のためにAIを使うことはあります
でも、うまく話すことと心を動かすことは
やはり別だと思うんです

なぜ自分が登壇するのか
その理由は、「救いたい人の心を動かしたいから」
これに他なりません

それならば、自分の言葉で、泥臭い言葉で
語らなければいけない
そうでなければ人の心は動かせないし
受講生の行動変容が伴わなければ
良いセミナーとは言えませんよね

今回の7人のセミナーはそれを体現していました

これからの時代に選ばれるのは
こういう講師像なんだということを
今回、私は深く気づかされた気がします

立石剛先生のぶれない信念

今回のセミコンでのもう一つの大きな気づきを得ました

それはは立石剛先生の信念と
信念を「やり切る力」ということです

立石剛先生はセミナーコンテストの主催者であり
私の恩師でもあります

10年程前のことではありますが
私が先生を知ったきっかけは
『セミナー講師の教科書』という一冊の本でした

その頃の私は
「セミナー講師」という言葉も知らなかったし
タイトルに書いてある”セミナー講師”に私がなるなんて
夢にも思っていませんでした

でもその本を読んで
「私もやってみたいな」
「私にもできるかな」
ワクワクが止まらなくなった

そして巻末には
立石先生のセミナー講師養成講座の案内がありました

当時は20万円くらいだったかと思いますが
この金額を払うことで

「著者である立石先生に会うことができる」
「セミナー講師の講座を受けることができる」

それはもう、受けたい!と思いましたが
その頃の私には払うことができず、一度は諦めました

しかしその後出版記念講演会があることを
SNSでたまたま知ったんです

知ったときにはもう開催の2日前だったんですが
空きがあるということで急遽申し込みました
この行動は後の私の人生を大きく変えます

当日会場に行きましたら
セミコン関係者の方々が
あまりにもキラキラしていて
当時普通の主婦だった私は圧倒されて
恥ずかしくて声も出せなかったんですよね

その後懇親会にも出させていただいて
やっぱり講座を学びたいという思いが強くなり
清水の舞台から飛び降りる思いで
2ヶ月半隔週大阪まで通い
無我夢中で講座を受講しました

その講座の最終日には
10分セミナーの発表がありました
当時は20人近く受講生がいて
そこでお互いに投票し合い
点数をつけて順位が決まるんです

私もその中で発表しました

それまで人前で話すなんてとてもできなかった私が
マイクを持つだけでドキドキしてしまう私が
10分間きちんと話しきることができた

そしてなんと、結果は2位
あのときの驚きと嬉しさは、今でも忘れられません

その後、立石先生に声をかけていただいたんです
「あなたはセミナー講師に向いているから
セミコンに出なさい」と

憧れの先生からそんな言葉をかけてもらって
それはもう舞い上がりました

そして私は
2018年セミコンに挑戦することになるのです
その経験が、今の私につながっています

立石先生は、パーソナルブランドを活かし
人の行動を変え、社会課題を解決する
その信念を本や講座やセミコンを通して
ずっとやり続けてきた
コロナでも、AI時代でも、ぶれない

正直、私自身は時代の変化に迷ったことがあります

もう時代遅れではないか
セミコンは”オワコン”ではないかと

でも15年ぶりの名古屋大会開催で
セミコン出場者の仲間たちがコミュニティで
つながり続けている姿を見て
先生が中心に立ち続けている姿を見て
やっぱり”本物”は残り続けるのだと実感しました

立石先生のやり抜く力の素晴らしさに
改めて私は気づきを得たのです

介護と私の原点

自分に置き換えて考えみると
私は介護のことを言い続けています

でも、やはりぶれることもある
外野の声や立場の変化で揺れることもある

だけど、原点は変わらない

介護する家族こそ支援されるべきだということ
それが結果として
介護される人の幸せにつながるということ

それが今の産業ケアマネにつながっています

セミナーには無限の可能性がある
人の行動を変え、社会を変える力がある

今回のセミコングランプリで
改めてそれを確信しました

私自身、正直迷うこともあるし、ぶれることもある

今は議員という立場をいただき活動してますが
将来は私の役割も変わっていくことでしょう

それでも私が人生の中で出会った
「介護」というテーマ

そして2018年セミコングランプリ出場で
救われなければならない介護家族の存在に気づいた

ここに対して自分ができることを
これからも信念をもって発信し続けること
これこそが私の使命であると思います

セミナーには、人の行動を変える力がある
本気で救いを求めている人の一歩を
後押しできる力がある
そして、その積み重ねは社会を変えていく

だから私は、これからも自分の言葉で語り続けたい

ぶれながらでも、迷いながらでも
それでも前に立ち続けたい

今回のセミコングランプリは
その覚悟を改めてくれた時間でした