あがり症だった私が人前で挨拶できるようになったわけ

人前で挨拶をするとあがる人いると思います
私もかつてそうでした
どうやって克服したかについて書きました


結論はやはり場数だと思うんですが
話す型を覚えることと
うまく喋ろうとしないこと
なんじゃないかと思います


総会3つで挨拶3回

矢作南学区老人クラブ総会
矢作南学区夏祭り委員会総会
矢作3部消防団総会


今日は3つの総会があった
それぞれ別の内容で祝辞を述べた



老人クラブ様には保健事業と介護予防の一体化について
夏祭り委員会様には去年の出来事を踏まえて
今年こそ開催しましょうという内容
消防団様には女性消防団員加入について



1期四年目だけども
コロナで書面開催や来賓自粛が続き
最終年で「初めて」の場に臨むことも多い



さらに今日のように
3本立て続けに挨拶をする機会は
初めて経験をした

人前で話すのが苦手だった10年前

「嘘でしょ?」と言われるのだけど
10年前は本当にあがり症で
人前で話すと声が震えて
どこで息継ぎをしたらいいかわからず
話の内容が飛んでしまう・・・私だったのです



例えば ケアマネの仕事で担当者会議
せいぜい参加者5人程度であるが


会議の司会と進行ですら
メンバーに医療関係者がいると
途端に上がってしまい 早口で捲し立てる
そんな担当者会議をしてしまっていた



また 集合研修で手を上げてマイクで話すなんて
絶対にやらなかったのである



マイク持つ手が震え 心臓バクバク
顔が真っ赤になり
途中から何を話しているか分からなくなる



でもこんな自分を克服したくて参加したのが
「セミナー講師養成講座」だったの



隔週ごとに7時台の電車に乗り大阪へ
朝10時から17時ごろまで講座受講
その後 懇親会があり 家に帰るのは23時台
2ヶ月半それを続けた


初回 全員の前で自己紹介するのですら
ど緊張していた




しかし セミナー構成の仕組みを習い
話し方のコツを教えてもらい
最後の10分セミナー発表では



自慢じゃないが 20人中2位となった
これがきっかけで セミコンに出場し
敗者復活戦でグランプリまで勝ち上がることとなる



このど根性の1年間の頑張りが
後の人生を大きく変えることとなった


対象者を絞り込み セミナーの5部構成を守る

セミコンと養成講座では
対象者の絞り込みと
セミナーの5部構成を徹底的に教わった



この時の1年間 何本の
10分セミナーを作っただろうか



これがのちに
選挙に出た時の街頭演説に役立つとは
夢にも思わなかった




さらに 今日のように人前での挨拶
その場に適した内容で挨拶ができるようになったのは
この時の経験だと思う






最近 人前で挨拶する機会が増えて
さらに その先があることに最近気づいた




うまく喋ったとしても
必ずしも人の心を動かすことはできない



喋り方が下手な方が
つまり 流暢に話せなくて
つっかえながらの方が
相手の 心に届く喋りができる時があるのも不思議だ



「前田さんは居酒屋トークが一番面白いよ。」
立石剛先生がかつて仰った



この言葉を私は人前で話すとき
いつもヒントとしている



だから 私の挨拶原稿は
単語や名称
または数字などポイントだけ書くようにしている



居酒屋で原稿読まないでしょ




今日は挨拶三連続という経験から
改めて人に伝えるということを考えてみました