岡崎市の介護認定遅れについて一般質問
〜令和5年9月1日の中日新聞朝刊に掲載されました〜
一般質問は皆勤賞です
私これは自慢してもいいんじゃないかと思うんですが
議員になってから一般質問をお休みせずにやってます
一般質問とは議員が執行部(市役所)に対して
行政運営、業務の在り方について確認質問する場です
新人ですが、3173人に投票いただいた身です
岡崎市民の3173人の方の代弁者でなければならない
「岡崎の介護を良くしたい。」
この公約で議会に上がらせてもらってますので
現場感覚を大切にしながら一般質問をさせてもらってます
![](https://tsumugukai.jp/seiji/wp-content/uploads/2023/09/前田G3-1024x579.jpg)
今回は3つの大項目に沿って質問しました
ちょっと欲張りすぎたな。というのが反省ですが
3つのうちの一つ「介護認定遅れ」について
介護申請から認定まで63.3日の岡崎市
はっきり言ってこれは異常事態です
このことが現場に及ぼす影響は甚大です
現に現場では様々な影響が出ていますが
例えば認定入院中の方で区分変更をかけた時
認定が出るまでの間
ケアマネは暫定ケアプランを作成します
利用者の実費負担が出ないように
なるべく抑えたプランを作成しますので
本来デイサービスに週4回行くべき状態の方を
週2回で抑えざるを得ないのが暫定ケアプランです
その暫定期間が長ければ長いほど
利用者が本来必要なサービスが使えずに
状態が悪化するという可能性も出てきます
一般質問では具体例を示しながら
市長や執行部に質問をしました
すると翌朝の中日新聞がこの一般質問を取り上げました
![](https://tsumugukai.jp/seiji/wp-content/uploads/2023/09/IMG_8395.jpg)
翌朝、当庁すると先輩議員が
「いい質問だったよ。」と大変に褒めてくださいました
介護現場の課題に世間の目を向けさせる役割
私たち介護職出身議員はこうした現場の課題を
世間の方に知っていただく
というのも大変に重要な仕事だと思います
いよいよ4年の任期も残り一年となりました
一般質問ができるのは、あと3回です
自分が議員である間は
世の中の人がまだ知らない介護の課題について
目を向けていただけるチャンスだと思っています
今回の認定遅れも現場から多くの声が寄せられました
「前田さんなんとかしてくださいよ。」って
「現場の声を行政の中枢に届けるために
私を岡崎市議会に送り出してください。」
選挙の時に有権者の方に訴えました
一般質問は議員としてそれができる場です
しっかりと努めていきたいと思います
真面目なブログで、すんません!