我が家の愛犬が天国へ行きました

愛犬が旅立った朝に思うこと

今回は、5月27日の朝に収録をしています

これから6月定例議会前の打ち合わせがあるので
市役所へ向かう前に駐車場の車の中で
お話をしているんですが

今日は仕事の話でも議員活動の話でもなく
今の自分の気持ちを
そのまま残しておきたいなと思って
お話をしています

実は昨日
16歳10ヶ月になる我が家の愛犬、ベルが旅立ちました

私は先住犬の犬も含めると17年近く
犬と一緒に暮らしてきました

だから今日
愛犬がいない家で迎える初めての朝だったんですよね

朝起きた時に、ああ、もういないんだなって
本当に寂しさを感じました

チョコとベルと過ごした17年

うちには2匹のミニチュア・ダックスフントがいました

最初に迎えたのが、オスのチョコ
その4ヶ月後に迎えたのが
メスのベルでした

子どもたちがまだ小学校1年生と4年生の頃ですね

子育て真っ最中の中で
さらに子犬が2匹来たものだから
家の中はもう本当にひっちゃかめっちゃかでした

でも、犬との生活って
本当に笑いが絶えなかったんです

チョコはもう、やんちゃ坊主そのもので
机の上に乗るわ
置いてあったカレーを食べるわ
そこら中でお粗相するわ

それはそれは賑やかな男の子でした

反対にベルは、本当に穏やかで
おっとりしていて、お姫様みたいな子でした

そんな2匹と一緒に、子育てをして
家族として暮らしてきました

チョコとベルの間には5匹の赤ちゃんも生まれて
その出産も私が手伝いました

5匹の赤ちゃんたちは
友達に引き取ってもらって
「チョコベルファミリー」なんて言いながら
集まったりして
本当にたくさんの思い出があります

チョコとベルは同い年で
いつもくっついて寝るほど
とても仲がいい犬でした

犬を飼い始めたきっかけ

実は、犬を飼い始めたきっかけは
私自身の喪失体験でした

チョコを迎える1年前
私は3人目の子どもを流産しています

初期ではあったんですが
その喪失感というのは
やっぱり自分の中に残っていたんですよね

夫婦の間でも
そのことについて深く話すことはありませんでした

でもきっと
自分の中にぽっかり穴が空いていたんだと思います

そんな時に
たまたま「犬を譲ってくれる」という話があって

その時一瞬
その穴が埋まるような感覚があったんですよね

結局、譲っていただくお話は
なくなってしまったんですが
「犬と暮らしたい」という気持ちだけは残って
ペットショップで出会ったのがチョコでした

だから犬は私にとって
3人目の子供のような存在だったんです

私は仕事ばかりをしている母親だったのでしたが
大人になってから
「犬が居たからお母さんが居なくても
寂しいと思ったことはなかった」
と言ってくれたことがあります

今思うと、チョコとベルは
私たち家族のいろんな時間
親が知らない子供との時間
外で辛いことがあっても犬で癒される時間

17年間ずっと私たち家族と
一緒に生きてくれていたんだなと思います

老いていく姿も、全部大切な時間だった

命には、いつか終わりが来ます

分かっていたけれど、やっぱり寂しいです

耳が遠くなって
目が見えにくくなって
寝ている時間が増えて
足元もおぼつかなくなっていく

そんな姿を見ながら
「ああ、年を取ったんだな」って感じる日々でした

でも不思議と歳をとってからのチョコとベルは
子犬の頃よりも可愛くて
愛おしい存在になっていきました

ベルは最後、ご飯も食べられなくなりました
おむつもつけました

でも、本当に立派だったのは
最後まで自分でお布団から出て、トイレへ行って
また戻ってきていたことですね

弱っていても、自分でちゃんと生きようとしていた
その姿を見て、本当にすごいなって思いました

昨日、ベルの棺の中に手紙を入れたんです

何を書こうかなと思いながら書き始めたんですが
自然と出てきたのは
「ずっと支えてくれてありがとう」という言葉でした

子育てに迷った時も
人生に悩んだ時も
いつもそばで癒してくれていた存在だったんだなって
手紙を書きながら改めて気づかされました

最後は、腕の中で旅立っていきました

ベルは、本当に大人しい犬で
普段ほとんど鳴かない子でした

でも昨日、たまたま私が家にいて
朝9時からzoom会議があったんですね

zoomを立ち上げて座った瞬間
ベッドにいたベルが突然
「ワン、ワン、ワン」
って3回鳴いたんです

見に行ったら少し苦しそうで
抱っこして、そのままzoomに入ったんですが
腕の中でどんどん呼吸が変わっていって

会議の方には申し訳なかったんですが
すぐ退出させてもらいました

そして、その2分後くらいだったかな
静かにベルは息を引き取りました

最後の最後、ベルと2人きりでいられました

そしてその最後の時間
ベルに感謝の気持ちと愛情を
たくさん伝えることができたんです

「ありがとう」って
「大好きだよ」って

腕の中で見送れたこと
本当に良かったなと思っています

実はチョコも最後
私の腕の中で旅立っていったんですよね

不思議な話なんですが
チョコも同じように
3回鳴いて旅立っていったんですよね

だから今は、寂しいけれど
「やり切ったね」「頑張ったね」っていう
気持ちの方が大きいです

もし誰もいない時に逝かせてしまっていたら
きっとずっと後悔が残ったと思うんです

だから最後に、ちゃんと見送れたこと
それはベルからの
最後の贈り物だったのかなと思っています

犬と暮らせた人生に感謝して

犬と暮らした17年

子育ての一番大変だった時期も
一番楽しかった時期も
いつもそばに犬たちがいました

犬を飼わなければ出会えなかった世界も
きっとたくさんありました

知らなかった感情や価値観も
いっぱい教えてもらいました

寂しさは、もちろんあります

でもそれ以上に
「出会えてよかった」という感謝の方が
今は大きいです

ベルのこと、チョコのことは、ちゃんと心にしまって
また今日から
自分の人生を進んでいきたいなと思います

本当に寂しいけれど
本当にありがとう
そんな気持ちでいっぱいの朝でした