コンプレックスを自分の強みに変えた話 

〜クルクルパーマになった訳〜

ゴールデンウィークも終盤
最終日の5月6日です

なんとなく自分の心もオフモードになってますし
今回は仕事とか政治とか
そういう話じゃない話を
させていただこうかなって思っています

本当に非常にプライベートな話です

髪型の話から始まって、そこから
「自分らしく生きるってこういうことなのかな」
なんてことを最近考えてますよ、というお話です

なので、興味がある方は
もしよかったら、お付き合いください

実は私、髪質がずっとコンプレックスでした

皆さん、コンプレックスってありますか?

多くの方が私を見て
「それがコンプレックスだったの?」って
思われるかもしれないんですけど
実は私、髪質がものすごくコンプレックスなんです

プロフィール写真なんかを見ると
おかっぱだったり、ストレートっぽい
つやっとした感じの髪型をしてると思うんですけど
実は私、すっごい癖毛なんですよね

でも今って技術も進んでるので
ストレートパーマではないんだけど
トリートメントの力で綺麗に伸ばして
カットも上手くしていただいて
もう10年くらいそんな感じでやってきたんです

それが40代前半くらいからかな
白髪が出始めて、白髪染めをするようになったら
今までみたいに髪がまとまらなくなってきたんですよね

白髪染めするとパサパサになっちゃうし
「何か他に方法ないですか?」って美容院で聞いても
なかなか難しくて

そこから私、美容院を探す旅が始まったんです
たぶん2年くらい、いろんな美容院を回ってました

30年ぶりに再会した美容師さん

そんな時に
「あ、この人にもう1回連絡してみようかな」って
思った美容師さんがいたんです

私、名古屋出身なんですけど
20代前半くらいの頃に通っていた美容師さんで
ちょっと変わった苗字の方だったから
覚えてたんですよね

今ってSNSがあるじゃないですか
検索したら見つかったんです

30年ぶりくらいに連絡を取って
その方のところに行きました

カットがすごく上手だった記憶があって
「今まで通りの感じでお願いします」って
オーダーしたんだけど
その美容師さん
全然私のオーダー聞いてくれないんですよ

会話しながら
私のパーソナリティとか雰囲気を見て
髪型を作ってくれる感じで

でもずっと言われてたのが
「この癖、生かせばいいじゃん」
ということだったんです

でも私は長年
自分の癖毛をコンプレックスとして生きてきたから
「いやいや、こんなクリクリを生かすなんて無理です」
ってずっと抵抗してたんですよね

でもだんだん
「元の髪質を生かしていこうよ」っていう
流れになっていって

とうとう、何にもストレートっぽいことをしない
本来の髪質そのままの髪型にしたんです

なんと50過ぎて、人生で初めてのことですよ

「凪のお暇」の物語が重なった

結論から言うと、もうクリクリパーマの髪型なんです

 後ろから見たら、本当にクリクリ

30年近く連れ添っている夫にも
「お前ってこんなに髪の毛クリクリだったの?」
って言われたくらいでした

ところで皆さん
「凪のお暇」(なぎのおいとま)
っていうドラマをご存じですか?

主人公の凪ちゃんを黒木華さんが演じているんですが
その凪ちゃんも
実は天然パーマをずっと隠して生きてた

この凪ちゃんの母親はいわゆる毒親で
「そんなみっともない頭、なんとかしなさいよ」
なんて言うわけですね

それで凪ちゃんは毎朝早く起きて
髪をストレートアイロンでまっすぐに整えて
女子アナのようなファッションに身を包み
彼氏が望む姿でいること
世間一般の人が好感を持つような女性を演じて
みんなの顔色を見ながら笑う

そんなある日、空気を読みすぎて
過呼吸になってしまったのがきっかけで

「もうやめた!空気読むのやめた!」といって
TシャツにGパン
くりくり天然パーマのまま
自分らしく、ありのままに生き始めたら

今まで出会わなかった人と出会い
そして自分が思わなかったような未来に
進み始めることができたっていう物語なんです

そこで、今回の私の髪型の話に戻るんですけども
この「凪のお暇」という物語が
今の自分と、なんだかすごく重なったんですよね

私は昭和47年生まれで
明治生まれのおばあちゃんがいる家庭で育ちました

「女の子っていうのはな」
「いいお嫁さんになるにはな」

そういう価値観が
見えない鎖みたいにずっとあった気がします

しかも長女だったので
わがままを言えず
周りの顔色をうかがったり

商売をしてる家だったから
大人の顔色を見るのが
すごく上手な子どもだったんですよね

これ以上言ったら
相手が怒りそうだなと思ったら黙るとか
相手が嫌な気持ちにならないようにするとか
そういうことを無意識にずっとやってきたんです

本当の自分の声を、自分が聞いてあげる

でも最近、本当に自分は無意識に
自分に嘘ついてたのかもしれないなって
思うことが増えたんです

本当はこうしたい
でも世の中的にはこうした方がいいよね
こういう立場だから、こう振る舞った方がいいよね

ずっと、そんな風に生きてきたのかなって

髪型なんかも
「こういう髪型の方が好感度高いよね」
みたいな感覚で選んでた気がするんです

でも、自分の元々の髪質を生かしてみたら
すごく楽になったんですよね

周りがどう思うかより
「これが私なんだよね」って思えることの方が
大事なんじゃないかなって

自分の中に小さい麗子がいるとしたら
その声を聞いてあげられるのって
自分しかいないじゃないですか

だったら、自分が本当にやりたいこととか
本当はどうしたいのかっていう声を
自分自身がちゃんと叶えてあげることって
大事なんじゃないかなって思うんです

自分自身が「本当はこうしたい」と思っていること

ずっとそれを無視し続けるっていうのは
本当に自分自身に対して
誠実じゃないなって思うわけなんですよね

そう考えると、もう50歳を過ぎて
この先何十年も
元気でいられるわけじゃない
当たり前だけど人生の時間は有限だということ

自分が本当にしたいことって何なんだろうとか
自分の人生の中で
「これはやっぱり伝えなくちゃいけないな」
「ぶつかったとしても、これは言わなくちゃいけないな」
っていうことを
最近すごく考えるようになったんです

だから今回は
髪型の話からこんな話に繋がっていったんですけれども
もしかしたら私と同じように
周りの目を気にして
本当は言いたいことがあるのに言えなくて
無自覚のまま閉塞感を
感じながら生きている方って
いるのかもしれないなって思うんですよね

いや、そんな人ばっかりじゃないかもしれないけれども

でも私の中では、本当に小さな一歩なんです

天然パーマでグリグリの髪型を
そのまま世間に晒して
「これが私なのよ」って言えるようになったこと

そこから、自分の本当の気持ちとか
本当にやりたいことって何なんだろうって
改めて考えるようになったんです

せっかくこの世に生まれてきた
生まれる前の私は
きっとやりたいことがいっぱいあったはず

だったら、自分自身の思いとか、自分の声を
ちゃんと自分自身が
叶えてあげることって大事なんじゃないかなって

今日はそんなことを
髪型の話と紐づけながらお話してみました

もし少しでも
「なんかわかるな」って
思ってくださった方がいたら嬉しいです

今度リアルでお会いした時
「あ、これがあのクリクリか」って思っていただけたら
それもまた面白いかななんて思っています