“これは絶対やらないかん”から始まったブルーボックス様の両立支援の第一歩

令和8年1月より、株式会社ブルーボックス様にて
産業ケアマネの導入がスタートしました
導入にあたり、まず全社員を対象に
「仕事と介護の両立」に関するアンケート調査を
実施させていただきました
その結果、非常に印象的だったのが回答率の高さです
これは単なる数字ではなく
「会社に対する信頼」
「自分の声が届くという安心感」
そういった日頃の企業風土が
表れているものだと感じました
実際にお話を伺う中で
ブルーボックス様では毎月
従業員様の誕生日会を開催されているとのことでした
一見すると小さな取り組みかもしれませんが
「自分は大切にされている存在だ」と
感じられる関わりの積み重ねが
会社への信頼や安心感を育てていきます
だからこそ、
“会社が発信するアンケートに応えよう”という
行動につながる
今回の高い回答率の背景には
こうした日々の関係性づくりがあるのだと感じました
見えてきた“見えない不安”
アンケート結果から見えてきたのは
8割以上の従業員の方が
仕事と介護の両立に不安を感じているという現実です
そして自由回答からは
・何から始めればいいかわからない
・親の状態が急に変わったらどうすればいいのか
・仕事を続けられるか不安
・職場に迷惑をかけてしまうのではないか
といったリアルな声が数多く寄せられました
一般論として
介護は突然始まることも少なくありません
そしてその時、多くの方が
「情報がない」
「相談できない」
という状況に直面します
つまり介護は“始まってから困る”のではなく
始まる前からすでに不安が存在しているのです
この“見えない不安”を可視化できたことは
企業様にとって両立支援の大きな一歩です
また今回のアンケートは単なる実態把握ではなく
「会社はあなたの仕事と介護の両立を応援しています」
というメッセージを届ける設計としています
アンケートに答えるという行為そのものが
従業員への安心感につながる
それもまた
産業ケアマネの大切な役割だと考えています
トップの決断と企業文化
今回、優良企業認定証を山内社長へお渡しし
その後担当者様とともに
アンケート結果の分析と今後の施策について
ご提案をさせていただきました
今回の取り組みの背景には
業界団体のセミナーを受講された
山内社長の一言があります
「これは絶対やらないかんことだな」
この言葉とともに、すぐに導入を決断されました
トップの意思決定のスピード、そしてその本気度
この姿勢こそが、今回の高い回答率
そして従業員の安心感につながっていると感じます
仕事と介護の両立支援において最も重要なのは
トップが姿勢を示すことです
理念として掲げるだけでなく、行動として示す
それが社内に伝わり、文化となっていきます
ブルーボックス様の取り組みは
まさにその第一歩です
今後の取り組みと目指す姿
今後はアンケート結果をもとに
社内研修ができるといいのではないかと考えます
特にニーズが高かった
・公的介護保険制度の理解
・自社の両立支援制度の理解
・上司や同僚の理解
制度は「ある」だけでは意味がありません
“使える空気”があることが重要です
そのためにも制度理解とあわせて
職場全体で支え合う文化づくりを
進めていくことが大切です
仕事と介護の両立支援は
特別な人のためのものではなく
すべての働く人に関わるテーマです
ブルーボックス様の取り組みが
これからの企業の在り方の
一つのモデルとなることを願っています



