東洋的哲学思想
地元のお寺さんで月に1回コーラスに参加している
お堂のご本尊様の前で20名ほどでのコーラス
先生のピアノに合わせて!
なんと このお堂には電子ピアノがあるのですが
月に一回みなさんと声を合わせている
今月の練習日は4月8日
お釈迦様のお誕生日ということで
私は生まれて初めて甘茶をお仏像におかけする
という体験をしました
天上天下唯我独尊
お釈迦様が誕生したときに
天から9ひきの龍が清浄の水を注いだ
お釈迦様は生まれてすぐに7歩歩き
右手で空を、左手で大地を指して
「天上天下唯我独尊」と仰ったそうだ
お釈迦様のお誕生日をお祝いするの時
誕生の時のご様子を模して
お釈迦様の像(誕生仏)に甘茶をかけて
お祝いするようになった といいます
甘茶には
「上に立つ者がよい政治を行って
平和な世が訪れると 甘い露が降る」
という中国の言い伝えの由来もあるそうです
甘い露=甘露(甘露)とは
天上の神々の飲む、忉利天(とうりてん)にある甘い霊液
不死を得るという
転じて 仏の教え 仏の悟りにたとえる
仏様の教え=和顔施(わがんせ)
日本人として DNAに東洋的思想や
仏教的思想が染み付いているのか
やはり 仏様の教えは すっと心に沁みる
うちの会社の法人名は わがんせ と言います
和顔施(わがんせ)はお釈迦様の教えで
無財の七施といい
お金がなくてもできる7つのお布施の中の一つ
つまり 微笑み や 笑顔 は
人の心を和ませる力がある
相手に笑顔で接することは
相手に施しをするということ
なんだそうです
昔から私の好きな言葉で
法人設立した時
法人名を「わがんせ」としました
「あ、これは手放すタイミングだ。」と
最近ふと思わせられる出来事が
立て続けに起こります
ふと=仏図
ふと心に浮かぶことは
実は仏様の意図から来ることだったりするそうです
いろんな仕事を抱えているので
ありえないミスをしたり
自分の120%でサービスを提供できなかったり
深く物事を調べることができなかったり・・・
過去のことをくよくよしたり
未来のことを心配したり
心が「今」にない感じがずっとしていました
神仏に手を合わせることは
自分の心を内観することだと思う
答えは自分の中にあると思います
仏像を眺めているようで
実は 自分の心を見つめている
「上に立つ者がよい政治を行って
平和な世が訪れると 甘い露が降る」
この意味を今一度 考えていきたいと思った
お釈迦様のお誕生日の甘茶でした