うちの犬15歳 犬を最後まで飼うために

今日はうちの犬の誕生日
15歳になりました


犬で言うと76歳
おじいちゃんになったなぁ
一緒に暮らした歴史があるから
最近は愛おしくて仕方がない


私の人生でおそらく今の犬が
最後に飼う犬になると思うんだよね



やっぱり自分が元気な間じゃないと
私は犬は飼いきれないと思うんだよね

高齢者とペットの安心した暮らしのために

ある自治体ではこのような
パンフレットがありました


「高齢者とペットの安心した暮らしのために」
〜介護職員様へのお願い〜

(福岡県ホームページより)

高齢者に向けては以下のようなポイントを

  • 突然の出来事への備え
  • 要介護状態進行への備え
  • 生活環境を守ための備え
  • 望まない繁殖への備え
  • 適正に飼い続けるための備え

介護職に向けてもチェックリストで呼びかけている



犬の寿命は年々伸びている
もしかすると20年近く生きることもある



今 私51歳 あと20年絶対に元気でいる!
なんてこと 犬を大切に持っているからこそ
軽々しく言えない

あるおばあちゃんの愛犬

その人は一人暮らしで
13歳になるダックスフントを暮らしていた
おばあさんに身寄りはない



とても利口な犬で
生活保護だったおばあさんの心の支えだった




ある時おばあさんが自宅で倒れて
救急搬送となり入院した



とても家に帰れる状態でなく
犬が1匹取り残された



当時ケアマネジャーを担当しており
おばあさんの許可をいただき
鍵を開けて入り 犬を救出



知り合いの犬好きの人に話したら
「うちへ連れておいでぇ。」と言ってくれた
約1ヶ月そのお宅でお世話になった



賢い犬だったので
他の人からの餌を受け付けず
4〜5日ハンストとしたらしいが



その家の他の犬たちと
仲良くおばあさんの退院を待った



退院後しばらくおばあさんはお元気だったが
それから1年ほどして他界された
その頃ケアマネジャーは他の方が担当していたので
その人づてに犬が動物病院に保護されたという



今でのその犬は その後どうなったのか
心に引っかかっている出来事だ

犬と私の10の約束

ペット同伴での避難
もしうちがそうなったら


ずっと吠え続けてしまうから
とても連れて行くことはできないだろう



犬を飼うということは
命を預かるということ

1.私と気長につきあってください。
(Give me time to understand what you want of me.)
 2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。
(Place your trust in me. It's crucial to my well-being.)
 3.私にも心があることを忘れないでください。
(Be aware that however you treat me I'll never forget it.)
 4.言うことをきかないときは理由があります。
(Before you scold me for being lazy, ask yourself if something might be bothering me.)
 5.私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
(Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I do understand your voice when it's speaking to me.)
 6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
(Remember before you hit me, I have teeth that could hurt you, but that I choose not to bite you.)
 7.私が年を取っても、仲良くしてください。
(Take care of me when I get old.)
 8.私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
(My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation from you will be painful for me.)
 9.あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
(You have your work, your entertainment, and your friends. I have only you.)
10.私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
(Go with me on difficult journeys. Everything is easier for me if you are there. Remember I love you . . .)
原作
「犬と私の10の約束」
川口晴著(文藝春秋)


うちの犬チョコくん
お誕生日おめでとう