ケアマネ更新研修廃止へ!

今まさに、私の同志と呼ぶにふさわしい
渡辺暁典さん、51歳が
岐阜県美濃市の市長選挙に立候補しています

彼は「政治と介護を紡ぐ会」で
共に活動している仲間で
介護現場を知り、地域を想い
未来を変えようと立ち上がった人です

今回はこの「政治と介護を紡ぐ会」という
超党派の議員連盟についてお話しします

超党派でつながる、介護を良くするための議員連盟

政治と介護を紡ぐ会は
介護職出身の地方議員たちが
党派を超えて集まる会です

介護を良くする
介護職の処遇を改善するという
一つの想いのもとに立ち上がりました

発足は2022年4月22日

当時はまだコロナ禍の最中でしたが
東京で結成式を開催し
沖縄の浦添市の松本市長も来賓として
(松本市長はケアマネ資格保有者です)
駆けつけてくださいました

現在は全国から約30名の議員が参加し
中心となって運営しているのは
東かがわ市議の山口大輔さん

規約の整備やホームページづくりなど
この方なくして会は成り立たないといっても
過言ではありません

そして、私が市議会議員になる
きっかけとなった人の1人でもあります

現場の声を国へ届ける活動

今週に入って
すごく大きなニュースが2つ飛び込んできました

一つ目は
ケアマネージャーの更新制度が
なくなるかもしれないということ

二つ目は
ケアマネージャーを受験するために必要な実務経験
これがこれまでの5年から
3年になるかもしれないということ

これまで絶対に動くことのなかった
ケアマネの資格に関する要件に
ついにメスが入ったのです

高市政権に変わった
このタイミングというのも鳥肌が立ちます

実はこれまで、政治と介護を紡ぐ会でも
ケアマネジャーの資格更新制度の見直しなど
現場での課題を提言してきました

政治と介護を紡ぐ会では年に1回
厚生労働省へ現場の声を届ける要望活動を行っていて
この中にケアマネの資格更新の廃止も
盛り込んであったんです

これまでケアマネジャーの資格というのは
5年の実務経験を経たのち
難しい試験を受けて(合格率20%台)
その後研修を受けて
ようやく仕事を始められるんです

これに加え
5年ごとに更新制度があり
ここで資格更新をしなければ
ケアマネの資格は失効しちゃうんですよ

この5年ごとの更新研修は
1回目の更新(更新1)は88時間(10〜13日間)
2回目以降(更新2)は54時間(8〜9日間)
これだけの時間を取られてしまうこともあって
忙しいケアマネにとって非常に負担が大きい

資格更新を迎える頃のケアマネジャーは
多くの件数を担当しているし
難しいケースを抱えることの多い
中堅ベテランケアマネともなると
その負担はなおさらです

ケアマネ不足が深刻な状況にあって
この更新を機に
離職するケアマネも少なくありません

レベルの高いケアマネをいかに維持していくかは
業界としても非常に大事な観点なのです

他にも政治と介護を紡ぐ会では
現場のヘルパー不足の問題や
介護保険制度そのものの更新についてなどなど

様々なデータや現場の声をもとに
何度も提言を国へ届けてきました

そしてついに
更新制度の廃止や受験要件の短縮が
議論され始めたのは大きな前進であり
私たちの活動も決して無駄ではなかったと
感慨深いものがあります
(私たちの戦いはここからです!)

「一灯照隅万灯照国」の精神で

私たちが大切にしている理念があります

一灯照隅、万灯照国

一つの灯りは小さな隅しか照らせないけれど
全国の人がその灯を掲げれば
国全体を明るくできるという考え方です

全国の市議、町議、村議の仲間たちが
介護職としての原点を胸に現場の声を国に届けています

月に一度の定例会では時に笑いも交えながら
しかし目的のためには
党を超えて全員が真剣に力を合わせる

介護で苦しむ人を一人でも減らし
介護職の地位向上を目指して日々活動しています

美濃市から未来を変える挑戦へ

そんな仲間の一人
渡辺暁典(あきのり)さんが
美濃市の市長選に挑んでいます

人口1万5千人のまちで
市議を辞めて市長選へ挑む覚悟

本当に厳しい戦いですが
私は必ず当選してくれると信じています

美濃市の皆さん
また美濃にお知り合いのいる方は
どうかお力を貸してください

渡辺暁典(あきのり)、51歳

政治と介護を紡ぐ会の仲間として
地域の未来を本気で変えようとしている人です

ひとつの灯りが誰かの希望となり
やがて国を照らす光になる

その想いを胸に、これからも仲間とともに
前を向いて進んでいきます