女性初の総理大臣誕生に向けて
今回は自民党の新総裁に
高市早苗衆議院議員が選ばれたことについて
お話ししたいと思います
順当にいけば
日本で初めての女性総理大臣が誕生することになります
私、本当に嬉しいんですよね
女性が国のトップに立つということについて
私なりの率直な気持ちを残したいと思います
会場で感じた「高市人気」の熱気
10月4日土曜日
自民党の総裁選挙で高市早苗議員が
新総裁に選出されました
女性として初めての自民党総裁
本当にすごいことだと思います
私は地方議員として
自民党系会派に所属していますが
自民党内は女性議員が本当に少ないんですよね
(岡崎の自民清風会では私が初めての女性です)
そういう自民党において高市氏が
総裁選に三度も挑戦を続け
ついに自民党総裁に選出されたこと
同じ女性として心が動かされました
9月26日に名古屋で行われた
総裁選前の立会演説会へ行き
5人の候補者の話を聞きましたが
高市候補が登壇したときの
会場の熱気は違うように感じました
会場の拍手の大きさもまるで違っていました
その後、高市氏の個人演説会にも参加しましたが
そこでも会場は満員ですごい熱気
そんな中、私は運よく
高市候補と握手することができたんですよね
小さくて柔らかい
ちょっと冷たい手でした
とても優しくふんわりと握手をしていただき
強く見える外見だけど
中身は優しい心の人なのだろうな
と、感じさせられる握手でした


涙が出た「歴史が動く瞬間」
10月4日テレビの前で
総裁が選出される瞬間を見守っていて
実際に決まった瞬間は
テレビの前で手を叩き、涙が出てました
女性が自民党総裁になる
そしてこれから総理大臣になっていく
しかも”自由の国”アメリカよりも
日本のトップが女性になるのが早い!
すごいことです
私は昭和47年生まれ
今年で53歳になります
祖父母は明治生まれだったので
古い価値観の中で育ちました
中学高校大学と名古屋の女子校で学び
女性教育には先進的な環境ではありましたが
結婚したら仕事を辞めるのが
当たり前という時代
大学を卒業した年が平成7年だったので
バブルが崩壊してすぐの
本当に景気の悪い時ということもあり
4年制大学を出た私は就職が難しく
短大卒の妹のほうが就職先が決まるという
現実もありました
つまり女性が4年生大学を出て
2歳年齢を取っているというだけで
その会社の中では男性社員の花嫁候補として
相応しくないということ
本当に今から考えると
すごく失礼な話だと思うんですが
結婚したら女性は退職するのが当たり前
そういう時代だったんです
女性の短大志向が
すごく人気が高い時代だったんですよね
娘の一言で気づいた「時代の変化」
その後25歳で結婚し
27歳で出産しました
その娘も先日結婚しましたが
娘が大学で「ジェンダー学」を学んでいた時
母親の若い頃の話を聞くという課題が出たそうで
「お母さんって大学出た後に就職したの?」とか
自分のこれまでのいろんな話を聞かれました
その中で
「結婚して仕事を辞めたんだよね」と言った時に
娘から本当に素直に
「え!どうして仕事を辞めなきゃいけなかったの?」
と聞かれ
「その頃は寿退社って言葉があってね」
そう答えたところ
「え、なんで寿なの?」と言われて
その時、なにも答えられなかったんですよね
当時は社会全体がそういう考えで
それが普通のことだと思っていた
それが当たり前で
考えることすらしていなかった
思考が停止している状態ですよね
その頃から20年以上経って
娘に聞かれたことで
時代は本当に変わったんだな…と
感じたことを覚えています
そして今回は
女性が首相になるかもしれないという
歴史的な場面を目の当たりにして
本当に時代が変わるんだ、と実感しています
そして今、このときに
自分がこういう仕事をしていること
私にとってとても意味があることだと思います
世の中を良くするために働きたい
高市新総裁の
「働いて、働いて、働いてまいります」
という言葉に
いろんな意見はあるとは思いますが
私自身は心が震えました
血が沸きました
私もね、働くことが大好きなんです
もちろん従業員さんには労働基準法のもとで
しっかり休んでほしいと思っていますが
自分自身は働くことが大好きなんです
世の中を良くするために働きたい
高市新総裁の言葉には
そんな想いを正面切って
代弁してもらったような気持ちになりました
今を生きる女性として
今のこの日本は
少ないお金でも起業できるし
インターネットだって使える
チャンスは転がっているんです
女性だって何度でもチャンスをつかめる時代
今回の高市新総裁の誕生を見て
時代が変わるんだな、と
改めてそう思いました
今のこの日本でチャレンジしなかったら
いつできるのか
私は42歳で起業しましたが
こうやって挑戦をし続けることで
いつだって変わることができる
そんな想いで
今日も自分の仕事に向き合っています
こういうタイミングで
女性が政治の世界でトップに立つということ
本当に喜ばしいことだと
声を大にして言いたいです
高市新総裁の姿に背中を押され
女性が社会で輝ける時代が
いよいよ本格的に始まる
そう思わせてくれるリーダーの誕生が
何よりうれしいのです