産業ケアマネコンサルタント養成講座 4期開講
先日、5月18日より
「産業ケアマネコンサルタント養成講座」の
第4期がスタートしました
といっても、実質は5期目となります
この講座は、令和5年5月に始まった際
初回を「0期生」と名づけたことから
0期、1期、2期、3期
そして今回の4期ということで、これで5回目の開講です
毎回20人ずつ
半年間かけてしっかりと教育していくこの講座ですが
今回の4期生では「コラボの力」がテーマ
今回はこの「コラボの力」という考えに至った経緯も
お伝えしていきます
なぜこの講座が必要なのか
半年間かけて
産業ケアマネの試験に合格したはいいけれど
実際に企業とどうつながればいいのか
契約をとれたとしても
何をどう進めればいいのかが分からない
ここにつまずいてなかなか行動ができない
そんな産業ケアマネが本当に多くいるんです
この講座では、そうした方たちのために
産業ケアマネとしての考え方の基本やマインドを
徹底的にお伝えします
講座は全部で12項あり
そのうち4項は2日間をかけて
「マインドワーク」というコンテンツを
使って学んでいきます
この「マインドワーク」が非常に優れた内容でして
企業で従業員との個別面談を行う際に
悩みの背景にまでアプローチしながら
解決に導くような
深いコミュニケーションスキルを
学ぶ機会も設けています
その後は、具体的に企業とどうつながっていくのか
つながった先に、コンサルタントとして
どういう仕事をするのか
その契約がさらに継続していくためには
どうしたらいいのか
そんなお話も伝えていきます

実践につながる10分プレゼン
講座の終盤、11項・12項では
全員に10分間のプレゼンをしていただきます
内容は自由ですが
企業へのアピールや個別面談のロールプレイなど
自分の言葉で発表してもらう時間です
これが毎回、非常に学びになるんです
他の受講生の伝え方、視点、切り口から
自分にはなかった新たな気づきが生まれる
さらには、講師陣3名のプレゼンも加わり
実践事例として積み上げることができる
そして、このプレゼン資料は受講後も何度でも閲覧可能
仲間の知恵を
何度でも振り返ることができる仕組みです
講座が始まった原点と、そこに込めた想い
この講座がスタートしたのは
令和5年5月の「0期生」からでした
実はその時点では
講座の全体構成すら決まっておらず
「まずはやってみよう」と
まさに見切り発車で始めた講座でした
その時に掲げたテーマが「見切り発車力の大切さ」
何かを始めるときに
なかなか行動に移せない人って多いものです
「失敗したらどうしよう」
「完璧な準備をしてから始めたい」
様々な理由があると思いますが
やらない理由というのは簡単に見つかります
そこで「見切り発車力」なのです
まずはやってみましょう
行動しましょう
走りながら考えていきましょう
走りながらじゃないとわからないことって
やっぱりあるんですよ
実際に、0期を受講して
見切り発車的に動き出した受講生の中には
この2年で人生が大きく変わった方もいらっしゃいます
あの時、一歩踏み出した「見切り発車力」が
今の成果を分けたのではないかと思うのです
最終目標は100人のコミュニティ
この講座は最初から
「100人の受講生で一旦クローズする」と決めていました
今回でその100人になります
目的は、100人の産業ケアマネが横につながり
助け合い、協力し合いながら社会課題に挑むこと
そしてこの4期生では
「コラボの力」をテーマに掲げています
いろんな人の力を借りる力がある
助けてと言える力がある
そして、相手が困っているときに
自分の力を惜しみなく差し出すこと
そういう気持ちでお互いを助け合うことで
自分が助けた以上に相手は返してくれるものです
一人でがんばってみても
大きな成果は得られないものです
私もそれを実感しています
私一人では
この講座を作ることはできませんでした
私一人では
100人もの講座生を集めることはできませんでした
進さん、山崎くんという仲間とともに
毎週毎週積み重ねてきた講座づくり
さらには
コンサルタントの濱田恭子さん、上田誠士さんという
プロの力も借りながら、この講座自体が
まさに「コラボの力」によって形になったのです

最後に
全5期、100名のコミュニティの中で
お互いに切磋琢磨しながら
協力し合いながら
産業ケアマネとして
社会の介護離職防止のために
仕事と介護の両立支援のために
この社会課題を解決するために力を出し合う
そういうコミュニティにしていきたいと考えています
「誰かと力を合わせることで
想像を超える成果が生まれる」
これまでの道のりを通して確信しています
この講座の受講生が
そんな力を体感できる半年間になりますように
