送別会で感じたこと

8月末で退職されるスタッフさんのために
あすなろケアプラン全員で送別会をしました


職員が退職するというのは
社長にとって何とも言えず寂しいものです


今日は社長の独り言として
読んでいただけると嬉しいです

1人ケアマネとして開業した平成28年7月

平成28年7月自宅マンションの一室を事務所で申請して
私1人だけの会社である
あすなろケアプランを開業しました



約3年勤めた前の会社の社長に
「独立をしたいから退職します。」とお伝えした時
「僕はそういうの好きだから、頑張んなさい。」
と快く送り出してくださいました。



私が辞めることで
特定事業所加算がなくなるという
人員構成だったにもかかわらず



あんな風に仰っていただけたことは
今思うと本当に懐の深い社長だったな、と思うのです



新しい旅立を前に 当時の社長の気持ちなど
全く考えられる人間的な度量もなかったのが
独立前の私でした



おかげさまで 独立後 多くの方に助けていただき
なんとか軌道に乗せさせていただきました



独立後3年目からはスタッフを雇用
ここで書けないくらいの色々なことがありました



あれから何年が経ったのかな
また1人退職を決められた方がいましたが
実は今回初めて会社として「送別会」をやりました



統括マネジャーに「れいこさんも来たら?」と言われ

これまで正直言って
「なんで退職する人を送るための会を
会社がやってやらんといかんのだ。」
と思っていました



本音の部分では 直視したくなかったのですね
しかし今回 統括マネのゆきさんに
「麗子さんも来てください。
みんなでやりましょ。」と言っていただきました



最初は抵抗しましたし
なんとなく嫌だなと思いましたが
彼女の提案に乗ってみました




昨日 その送別会がありましたが
結論 行ってよかったな と思いました




お酒も入りますので 少し心も緩んで
退職する人に本音を伝えることもできました



「さみしいよ。」って



自分の感じた気持ちを
相手を傷つけずに伝えることができたかな



自分もスッキリしたし
きっと相手もそこに居たみんなも
傷付かず気持ちが軽くなった気がします



最後には残るスタッフと
「辞めたの後悔するくらい大きくなっちゃうもんねぇ〜。」
と 統括マネジャーと一緒に
冗談のような決意表明のようなことができたのも
これまでにはない嬉しいことでした

そして社長の弱音吐き大会!?

うちの会社が変わっているのが
社長が議員をやっているということ



この秋に選挙がある岡崎市議会です
今の私の心のうちをみんなに聞いてもらいました



「絶対に頑張ってください。」
「自転車に旗たてて走ってください。」



こんなにも私は応援されているんだ
スタッフそれぞれが自分ができることをやってくれている



なんか本当に素敵な仲間に囲まれているなって




うちの社員が退職する送別会だけど
行ってよかったな
こんなに優しい世界があったんだなって



本音で生きることを知ると
自分の世界が変わる
本音で生きると
違和感を無視できなくなってくる

愛の反対語は不安

条件付きで応援してくれる人
○○してくれたら応援するよ



もう そういうのは無視することにした



周りには心から応援してくれる人がいる
そういう人のためになら
私はどれだけでも頑張れる



愛の反対語は不安なのだそうだ


条件付き応援に応えるから不安になるのだ
愛の応援に応えたら不安にならない
限られた時間ならば 愛の世界で生きることにする



私は私
あなたはあなた
ただそれだけのこと





独立前の社長にかけてもらった言葉
あれは愛情以外のなにものでもなかった
だから私は一つも不安なく飛び出すことができた



ずっと1人ケアマネでやろうと思っていたが
気がつくと沢山の人が入社してくれた
1人では味わえない感情を沢山味わった
経験を沢山させて頂いた




うちを辞めても頑張れよ!
新たな旅立ちを応援します